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みづほ整骨院
テニスボール・ダイエット
このダイエット法は元々患者さん自身によってご自分の隔膜の可動性を回復させる目的でお勧めしてきたものです。それを実践して頂いた患者さんの中で、この方法をしているうちに「ウェストが細くなった」「体重が減ってきた」とおっしゃられるかたが増えてきたため、呼吸の脂肪燃焼効果を加味して新たに工夫し直したものです。
本来は横隔膜運動の改善・強化を目的としたものですので、健康的にスリムな身体になれるかもしれません。
用意して頂くもの。
* テニスボール2個
* 大きめのバスタオル2枚
* 厚めのタウンページ(電話帳) 重しになるもの
いらない靴下を二枚重ね、中にテニスボールを二つ入れて縛るといいでしょう
きつく丸めてください
骨盤の下に入れます。
左右均等に配置してください。
なるべく厚手の本を探しましょう。
痛い場合は少しずらして痛くない場所を探してください。
け伸びするように身体を伸ばしてください。
自分の手が腹式呼吸のモニターになってくれます。意識的にお腹の力で自分の手を上げ下げするようにしましょう。普段無意識に胸式呼吸になっているひとは、呼吸と手の動きが逆になっているかもしれません。慣れないと逆になったりリズムが狂ったりするかもしれませんが、意識的に手とお腹の動きをそのように連動させるとそのうちに無意識に腹式呼吸になってくれます。そのような深呼吸を5分ほど頑張ってみてください。これ結構疲れるものです(笑)
呼吸を終えたら、そのまま肩の力を抜いて両腕を背伸びするように頭の上に伸ばし、両手を組んで、手の甲が頭の上になるようにひっくり返してください。
リラックスしましょう。
・自分の背が伸びるようなイメージで。
・自分の胸が広がるようなイメージで。
・自分のウェストがギュっと締まっている姿を思い浮かべてみてください。
・きつかったパンツがゆるゆるになってびっくりしている自分をイメージしましょう。
こうすることによって、固くなっている横隔膜がだんだんと柔軟になり、同時に胸郭にも本来の動きが取り戻されてきます。すると呼吸が次第に深く大きくなり、体の隅々まで酸素が行き渡り始めます。余分な脂肪組織は酸素が充分に行き渡らないと燃焼するとこは出来ません。
横隔膜は肋骨と共に呼吸運動に関わるだけではなく、体にとってとても大切なポンプ作用をしています。この働きが衰えると特に下半身からの血液が心臓に戻りにくくなり、むくみ、足の違和感など様々な不調の原因となります。
内臓は主として胸腔の圧力により吊りあげられておりますので、胸の圧力が本来の力を取り戻し始めると、それによっていままでたるんで吊り下げられていた内臓に元のような適度な張りが回復し、重力や加齢によって骨盤の方まで下がってしまった内臓を元の位置まで引き上げてくれます。
内臓は自動的にまた他動的にお腹のなかで動いていなければいけません。内臓の周りには漿液と呼ばれる潤滑油たくさん有ります。その潤滑油で滑らかに動くことによって摩擦熱を生じ、それによって体温を作り出しているのです。
バスタオルを骨盤の下にいれると、仙腸関節に開く力が加わります。そこに背中の下テニスボールによって作られたテンションによって健康な緊張が大腰筋に掛かります。それによって腹膜の下部が持ち上がり、腸の重みから子宮や卵巣が解放されます。
恥骨の上に電話帳くらいのおもりを乗せると、腹腔内に圧力がかかり、大腰筋に引き上げられた腹膜と骨盤の一番下にある骨盤隔膜との間に正常なスペースが確保されるでしょう。内臓が下がってしまった人は、常に子宮や卵巣、膀胱などの臓器が腸に圧し掛かられて圧迫されています。
これらのことによって下腹部に健康な緊張感が戻り、骨盤内のうっ血が改善されることが期待できます。
禁忌症
下記の方はこのダイエット法を行わないでください。
* 脊柱分離症 又は すべり症
* 椎間板ヘルニア
* 脊柱管狭窄症 及び 脊椎狭窄症
* その他、体幹を伸展させると腰に強い痛みを生じる方
詳しくお知りになりたい方は当院スタッフに遠慮なくご相談ください。
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